こんにちは、まつだ(@CurePizza72)です。
7月4日(木)と11日(木)の2日間にかけて、第78期順位戦 C級2組の2回戦が行われました。
若手有望株がキラ星のごとくひしめくC級2組。
毎年熾烈な争いが繰り広げられ、昇級には1敗も許されないと言うような厳しい環境となっています。
今回は前半、後半合わせて結果を振り返り、今後の注目局を探っていきたいと思います。
まずは結果の確認からッ!
結果確認
例のごとく対局結果は日本将棋連盟の公式HPより確認することができます。
もし公開されていない場合は、非常に便利な下記のレーティングサイトを参考にするといいかもしれません。
連盟より更新が早いです(笑)

一体いつ寝ているんですかね…
C級2組の在籍者は52名。
これだけ人数が多いとお気に入りの棋士を探すのも大変です…。
続いて有力棋士の対局結果を見ていきましょう!
佐々木大地五段、大橋貴洸四段らが連勝スタート!
事前の予想で昇級の有力候補として挙げていた佐々木大地五段、大橋貴洸四段らが連勝スタートです。
2回戦を終えた時点で実に15名が連勝スタートを切っています。
その中には、
- 高見七段
- 三枚堂六段
- 阿部光瑠六段
- 西田四段
など実力者の名前がずらり。
今後も負けが許されない神経を使う戦いが繰り広げられそうです。
新四段勢は苦戦気味
一方、順位戦に初参加する4人の新四段のうち、
- 出口若武四段
- 黒田崇行四段
が連敗スタート…。
苦戦を強いられています。

先輩からの手痛い洗礼が…
もちろん地獄の三段リーグを突破してきた彼らですから、決して実力が劣っているわけはないのでしょうが…
プロの世界に順応するには少し時間が必要なのかもしれません。
管理人が勝手に心配しているのが黒田四段。
この後も、佐々木五段、西田四段、高見七段との対局が組まれており、初の順位戦でいきなりの正念場を迎えています。

アタリがキツすぎる…
勝負の世界は無慈悲…結果はどうあれ自身の実力を存分に発揮し、活躍してほしいと思います。
まとめ
昇級を狙う有力棋士がそろって勝ちを収め、まだまだ横並びのレースが続きそうなC級2組。
3回戦の注目局は、
の3局。
前述の黒田四段が試練の時を迎えます。
また、連勝組の高見 vs 遠山戦、新四段で唯一連勝中の本田四段戦などに注目です。
3回戦の開催は8月8日と8月22日の2日間。
次戦も熱戦を期待しましょう!
それではまたっ!